業務指導の範囲を逸脱しており,人格や人間性を否定されていると認定されるときには,パワハラ単独で業務上の強度が強となり,労災と認定されることがあります。

しかし,態様に問題があるとしても業務指導の一環として中となり,単独では中々労災とは認定されません。もっとも業務上のトラブルであっても,内容や程度,その後の業務への支障等を考慮して,強となったり,長時間労働とあわせ技で労災と認定されることは珍しくありません。

セクハラについては,身体接触の有無,継続性,会社へ相談した後に対応があったかなどによって,判断されますが,単発的な身体接触を伴わないものですと,それ単独で労災と認定させるのは簡単ではありません。

 

パワハラやセクハラは,録音しておく,メールでのやり取りを保存しておくというのがもっとも確実な証拠ですが,それ以外にも日記をつけておく同僚に話してもらうなどといった方法でも認められることがあります。